2025年4月はじまり販促カレンダー【無料プレゼント】

2025年にますます飛躍を遂げていただけるよう販促カレンダーを準備しました。
このカレンダーを販促計画にお役立ていただけたら幸いです。
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マーケティングでは、商品やサービスの需要がどの程度価格変動に敏感かを示す指標「需要の価格弾力性」が使われます。
今回は、この指標の概要や計算方法を紹介し、マーケティングでの使い方を説明します。需要の価格弾力性を理解し、マーケティングの戦略に役立てましょう。
需要の価格弾力性とは、商品の価格が変わると、需要がどのくらい変化するかを表す数値です。
人々は、欲しいものを安く買いたいと思っています。そのため、商品の価格が高くなれば需要は減り、価格が下がれば需要は増えるということです。
需要の価格弾力性を知ることで、価格と需要の最適なバランスを把握でき、最も適切な価格で商品やサービスを提供することができます。
需要の価格弾力性の概要を知っても、計算方法を把握していないと適切な価格設定のために活用することはできません。そのため、需要の価格弾力性の概要と共に計算方法についても把握しておきましょう。
需要の価格弾力性は以下の計算式で算出できます。
需要の価格弾力性を求めるには、需要の変化率と価格の変化率を求める必要があります。需要の変化率と価格の変化率それぞれの計算方法は以下の通りです。
例えば、ある商品の価格を1000円から1200円に引き上げたところ、それによって売上数量が10%減少したとします。この場合、需要の変化率は以下のように求められます。
需要の変化率=(価格変更後の売上数-価格変更前の売上数)÷価格改定前の売り上げ数 =(1000 × (1-10%)ー1000)÷1000 =(900-1000)÷1000 = -0.1
次に、価格の変化率を求めます。今回は価格が20%引き上げられたため、価格の変化率は以下のように求められます。
価格の変化率=(改定後の価格-改定前の価格)÷改定前の価格 =(1200-1000)÷1000 =0.2
最後に、需要の価格弾力性を求めます。需要の変化率を価格の変化率で割ると以下のようになります。
需要の価格弾力性=需要の変化率(%)÷価格の変化率(%) =(-0.1)÷0.2 =-0.5
この場合、需要の価格弾力性は-0.5となります。負の値になっているのは、価格が上がったことによって需要が減少したためです。
価格弾力性の値が1より大きい場合は、価格が上がったときに需要が減少し、価格が下がったときに需要が増加するという反応が見られます。
価格弾力性の値が1より小さい場合は、価格が上がったときに需要が減少するが、価格が下がったときに需要が増加するという反応が見られます。
価格弾力性の値が1の場合は、価格と需要の変化率が同じであることを意味します。
価格設定を考える上で、需要の価格弾力性を理解することは重要です。商品の特性に応じて、適切な価格設定を行い、需要と利益をバランスよく確保することが求められます。
以下に需要の価格弾力性を用いた、適正な価格設定方法の手順を説明します。
以上の手順を経て、需要の価格弾力性を活用した適正な価格設定が行われます。
総合的に、需要の価格弾力性を活用した適正な価格設定方法は、市場環境や競合状況、時間や地域などを総合的に考慮し、定期的な見直しを行うことが重要です。
そして、価格設定だけでなく、製品やサービスの品質やマーケティング戦略も含めた総合的な戦略が求められます。
需要の価格弾力性をマーケティングに活用する主な方法は次の通りです。
それぞれの活用方法について詳しく解説します。
新商品や新サービスの価格を設定するときは、需要の価格弾力性を考えることが大切です。新しい商品やサービスを発売するときには、まだ売れ行きや需要のデータがありません。そこで、需要の価格弾力性を活用することで、適切な価格を設定することができます。
例えば、需要の価格弾力性が低い商品は、少し高めに設定しても売れやすいことがあります。逆に、需要の価格弾力性が高い商品は、相場に合わせた価格を設定しなければ売れないことがあります。
セールやキャンペーンを打ち出すときには、需要の価格弾力性を参考にすることができます。需要の価格弾力性が高い商品は、セールやキャンペーンの効果が大きく期待できます。逆に、需要の価格弾力性が低い商品は、値引きしてもあまり影響を受けないことがあります。
以上のように、需要の価格弾力性を考慮することで、商品やサービスの価格設定やセール、キャンペーンの戦略を立てることができます。
商品の価格が変化した際の需要の変化を数値化した「需要の価格弾力性」。需要の価格弾力性の計算方法を把握し、適切な価格設定で売上アップや集客を図りましょう。
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