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店舗向けアプリを効果的に活用するには、運用を開始する前にアプリを用いて達成させたい成果をイメージすることが重要です。
ビジネス上でよく聞くPDCAという用語があると思いますが、アプリの運用に際しても達成させたいゴールに向けた計画を立て(Plan)、それを達成させるための施策を実行し(Do)、実行した結果の計測を行い(Check)計測を基に改善を行う(Action)ということを繰り返し行っていきます。
こちらの記事では、PDCAの中でPに該当するKGI・KPIの設定方法やデータの集計の仕方について紹介していきます。
特にKGI・KPIの設定は、アプリを運用する上で欠かせないポイントとなるので、ぜひ参考にしてください。
はじめに、KGIとKPIという言葉の意味について確認していきます。似た言葉なのでつい混同しがちですが、それぞれ違った意味を持っているのできちんと区別ができるようにしておきましょう。
Key Goal Indicatorの略語で、ビジネスを行う際の最終的な目標を定量的に評価するために設けられる指標を言います。
アプリ運用に際しては、アプリを活用して達成したいビジネスゴールを設定します。アプリを導入した背景・目的から具体的な数値を定めましょう。
Key Performance Indicatorの略語で、KGIを達成するために必要となるプロセスが、適切に行われているかどうかを定量的に評価するための指標です。
KGIの達成に向けてKPIの進捗を見ていくという関係であることを認識しておきましょう。
KPIは、ダウンロード数、クーポン利用数(率)、ニュース開封数(率)、スタンプ発行数(アプリユーザー来店者数)など、アプリにおけるコンバージョンポイントを指標としましょう。
アプリを運用する上でのKPI設定の重要性については、別の記事にもまとめてありますので、そちらも併せてご覧ください。
では次に、店舗向けアプリを運用する上でのKGIとKPIの設定のポイントについて説明します。
まず頭に入れておきたいのは、アプリを導入するのはあくまでも手段であって、目的は別にあるという点です。アプリ導入の検討段階では、アプリをリリースすることが一つのゴールになります。
アプリが完成した後は、アプリを用いてどのようなビジネスゴールを達成したいのかを明確にしておかなければなりません。
このような考え方に立ったうえで、KGIを設定していきましょう。
店舗向けアプリのKGIとしてよく用いられるのは、集客数(ダウンロード数)や客単価の増加です。
例えば、年間の集客数を10%アップさせるという指標や1年後の客単価を5%アップするという指標を設けて、四半期ごとに進捗を見ていきます。
KGIの設定は、現在の店頭売上やオンラインショップ売上、一人当たりの購入金額、1日当たりの来店客数、ネットショップのPV数など現在収集している様々なデータを参考にします。その内の何%、何件がアプリを用いることで獲得できるかという推測で目標数値を立てていきます。
なお、アプリを導入しても、すぐに大きな効果が出るというわけではないためKGIは週次や月次といった短期ではなく年次で設けるようにした方が良いでしょう。
KGIが設定できたら、次にKPIについて考えていきます。KPIはKGIを達成するための指標ですので、KGIとかけ離れた内容ではなく、KGIに紐づいたものを設定しましょう。
また、KGIは1個ですが、KPIではKGIに紐づいた内容ということを条件に複数個設定します。
例えば、KGIが来店客数だとするとKPIは
というように、集客に直接的につながるような指標を複数設定するのがポイントとなります。
KGIと密接に関連した指標がどのようなものかは、業界や顧客層などによって異なってきますので、KPIを設定する場合は、まず現時点で収集できているデータを洗い出したうえで、KGIと関連した指標をピックアップするようにしましょう。
KGIとKPIの設定が終わったら、アプリの運用に入る前に、どのようにKPIを達成させるかというアクションプランを立てておきましょう。
複数設定したKPIに紐づく形で、それぞれのKPIを達成させるために必要な施策を定めていきます。この時定める施策は、KPIだけでなくKGIにも関連した内容であることが重要です。
また、施策の数は多ければ多いほど良いでしょう。なぜなら、思うように施策の成果が出なかったりKPIが未達になったりという場合に、どのような対策を取るのかをあらかじめ考えておくことによって、軌道修正が図れるようになるからです。
このようにアプリの運用前は実際のアクションプランまで想定しつつ、運用開始後はプラン通りに進んでいるか、進んでいない場合は原因は何か、どのように改善するかといった作業が必要になります。プランの効果測定・課題洗い出し・改善という一連の流れを仕組化しておきましょう。
なお、アクションプランを建てる際には、KPIツリーを利用するのも有効です。KPIツリーというのは、KGIとKPIの関係をツリー上にして表したもので、KGIとKPIの関係やKPI間の関係を一目で見るのに便利なものです。
ツリーの中で進捗が不十分なKPIを洗い出し、それに対して直接的に効果のあるアクションプランを講じるようにすれば、KGI達成により近付けるようになるはずです。
以上で見てきたように、店舗向けアプリの導入に際しては、KGIやKPIを明確にして、それに沿った施策を実行していくといったことが重要になります。
まずは、アプリを導入した背景は何かを振り返り、アプリを活用して達成させたいことを考えてみてください。そして、アプリを最大限活用することで目標達成を目指しましょう。
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