この記事では、WebAPIの利用方法と留意すべき点について紹介します。Webサイトやアプリの開発にお役立てください。
WebAPIとは
このセクションでは、WebAPIの概要と代表的な例について紹介します。効率的なWebサイトやアプリの構築に向けて、しっかりと理解しましょう。
WebAPIの概要とは
Webサイトやアプリの開発において、システムをゼロから構築するのは非常に時間と労力がかかります。
そのため、WebAPIを介して他のサービスで既に使用されているシステムを再利用できるようになりました。現在では、多くのWebサイトやアプリで広く活用されています。

代表的なWebAPI
以下の表では、一般的なWebAPIサービスを紹介しています。WebAPIの選定に役立ててください。
WebAPIサービス | システム内容 |
---|---|
Google Map API | Google Mapをサイトに埋め込む |
Twitter API | Twitterフィードを埋め込む |
Amazon API | 商品管理、価格情報、レビュー情報の表示 |
YouTube API | 動画解析、動画再生、動画情報の取得 |
上記以外にも、多くのWebAPIサービスが利用可能です。プロジェクトに適したシステムがあるかどうかを確認し、設計に取り組みましょう。
WebAPIの利用方法
WebAPIの利用は、以下の手順で進めます。
API利用登録とAPIキー・シークレットキーの取得
WebAPIを使用するためには、利用したいWebAPIに登録が必要です。登録時には、名前、Webサイト・アプリのURL、メールアドレスなどの情報が必要です。
審査には通常1日から2日かかり、審査が通るとWebAPIを使用できるようになります。登録と審査が完了したら、APIキーとシークレットキーを取得します。
これらの情報はWebAPIの使用時に必要なので、大切に保管しましょう。
APIキーの設定と実装
取得したAPIキーとシークレットキーを使用して、指定されたURLに設定し、WebAPIを呼び出すリクエストを送信します。WebAPIを自分のWebサイトやアプリに組み込んだら、利用は完了です。
WebAPIの利用時の注意点
WebAPIを使用する際には、以下の3つの注意点に留意しましょう。
WebAPIの定期的なメンテナンスは、トラブルや不具合の発生を防ぎ、安定したサービス提供につながります。
WebAPIは他社のシステムを利用しており、自社でのメンテナンスが難しいため、定期的なメンテナンスが行われているかを確認しましょう。
WebAPIに関する疑問やトラブルが発生する可能性があるため、サポート体制が充実しているか確認することは重要です。
自社では解決できない問題やトラブルが発生した場合、サポートが頼りになります。
WebAPIを選定する前に、必要なシステムや機能を検討しましょう。
無計画に多くのAPIを導入すると、管理が複雑化し、メンテナンスが難しくなる可能性があります。使用するWebAPIを検討する際には、メンテナンスの頻度やサポート体制などの要素も考慮しましょう。
まとめ
WebAPIの活用により、Webサイトやアプリの効率化やサービス品質の向上が実現できます。