みなさんの店舗・企業ではどんなSNSを集客に活用していますか?

「うちは集客にFacebookとTwitterを使ってるよ」という方、「FacebookとInstagramとLINE@を活用してるね」という方、あるいは「何もしていないよ」という方などお答えは様々かと思います。

最近、飲食店・美容室・観光業・小売業などのオーナー様・企業のWEB担当者の方にこの質問をすると、「SNSを運用している」と答えた方のうち、8割くらいの確率で『複数のSNSを使用している』との回答をされます。

また、それと同時に「FacebookとTwitterは更新しているけれどInstagramはアカウントがあるだけ」「最近LINE@を始めたから他のアカウントは活用してないよ」。
「結局全部アカウントは取ったけど、どれもたまにしか更新していない」といったような声もよく聞きます。

おそらく今の時代、業種業界にかかわらずオーナー様・企業のWEB担当者の方達の多くは、『SNS集客という迷宮に迷い込んでいる』状況なのではないでしょうか。

 

『SNS=集客UPや販促に効果のあるもの』ということはわかっている。
⇒「だからSNSを始めた(アカウントを開設した)」⇒「新しいSNSがどんどん登場」⇒「アカウントを次々開設」⇒「運用ができず放置or各SNSのフォロワーを相当数獲得できたけれど集客や販促に活用できているかは疑問」…。
こうした迷宮に陥っているうちに、本来の目的である『SNSを集客・販促に効果的に活用する』ことができなくなってしまっている方も多いでしょう。

今回は、『SNSを活用した集客方法(上手な使い分け方編)』と題して、本来の目的である『SNSを集客・販促に活用すること』を達成する為に押さえておきたい、『SNSをうまく使い分ける方法』についてお伝えしていきたいと思います。

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※この記事は2017年7月20日に更新しています。

SNSを上手に使い分ける為のたった1つの極意

では、具体的にSNS運用の迷宮から抜け出すために、『SNSをうまく使い分ける方法』について述べたいと思います。
その方法というのはたった1つ。
戦略的に自分の店舗・企業におけるSNSの1軍・2軍・3軍を決める』、ただそれだけです。

「だったらうちの店の場合、Facebookは週に1度は更新して、Twitterも月1で投稿しているし、Instagramはたまにアップしているから大丈夫だね」という方も多いとは思いますが、それは今回お伝えしたい事とは異なります!!
戦略的』に自身の店舗・企業におけるSNSの1軍・2軍・3軍を決めることが重要なんです。

なぜ戦略的にSNSに優先順位をつけなくてはならないのか

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それぞれのSNSに専門知識のある運用担当者がいる場合を除き、1つの店舗や企業が複数のSNSを管理して集客・販促に活用することは非常に難しいです。

現在、複数のSNSを運用している方の中には、自分が一番使いやすいSNSや開設年数が古いもの(フォロワー数の多いもの)を中心に運用してしまっている方も多いのではないでしょうか。

もしそうであるとすれば、もったいないことになっている可能性が大です!
なぜなら、SNSごとに「こういう集客法がウケる」という法則が異なるからです。

テレビCMを思い出してください。
子供向け番組の間に髭剃りや育毛剤のCMが流れることはありますか?
同様に、恋愛ドラマの間には化粧品のCMが多いと思いませんか?

テレビCMのように、SNSも今では立派な集客・販促ツールです。
たとえ無料で運用するものであったとしても、競合がたくさんいる中で効果を出していく為には、自身の店舗・企業のPRにはどのSNSが適しているかを考える必要があります。
とはいえ、広告代理店担当者ならまだしも、自身や自社で運用する場合、そんなに手間や時間を割いていられないというのも実情ではないでしょうか?

…であればです。
一旦、欲張るのをやめて、SNSに戦略的に優先順位をつけて、1つずつの精度を上げていきましょう。
戦略的な観点でSNSに優先順位を付けて運用すること』で、SNSの集客・販促効果が高くなったというケースは多いんですよ

思い立った時、今が見直しのチャンスです!!
もう一度、SNSの運用方法・集客販促方法を検討してみましょう。

【関連記事】
【SNS集客方法】業種別の最適な無料SNSとは?

SNSを戦略的に使い分ける為の2つのヒント

先述の通り、複数のSNSを集客・販促ツールとして活用する為には、自身の店舗や企業にとって、どのSNSを優先的に活用するといいかを見極める必要があります。
一般的には、「飲食店と言えばFacebookかな~」とか「アパレルだったらInstagramかな~」など、業種によっての印象をお持ちの方もいるかもしれません。

ただ、せっかくの集客チャンスなので、一般論で一概にどれがいいかを判断してしまうのではなく、自身の店舗・企業においてどのSNSの優先順位が高いのかを考えてみましょう。

考える上でヒントとなる点は以下の2つです。

SNSを戦略的に使い分けるヒント① 各SNSのユーザー層を知る

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SNSを戦略的に使い分け、集客手段の1つとして活用する上でまず押さえておきたいのは、主要SNSの『ユーザー層』についてです。

下の図は、総務省が平成27年11月に全国の13歳から 69歳までの男女 1,500人を対象に行ったSNSの利用有無に関する調査結果です。

グラフ

参照・参考:平成 27年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査(総務省)

これを見ると、主要SNSのユーザー層(年代)が見えてきます。

  • LINE … YouTubeに次ぎ、10代~60代まで幅広い層に使用されている。
  • Facebook … 20代以上の利用が多く、高年齢層での利用率も高い。10代の利用が少ない。
  • Twitter … 10代~30代の若年層が中心。
  • Instagram … 10代~20代の若年層が中心。

上記を見る限り、「LINEが一番使われているからいいんじゃないか」「うちは40代が中心だからTwitterはやめていいな」と思うかもしれません。

しかし、答えを出すのはまだ早いです。
なぜなら、ユーザー層が店舗・企業の顧客層と合致していたら、最適なSNSだという単純な話ではないからです

例えば、40代以上が主要客層のおしゃれな庭のある喫茶店の場合、ユーザー層(年代)的には「LINE」や「Facebook」が最適と推察されますが、実際は写真好きの人がよく利用する「Instagram」でお庭の写真を投稿していった方が、反響を得られるというケースもあります。

次に、大学近くで学生向けの飲食店を経営していて「Facebook」はマメに更新しているものの、「Twitter」アカウントは放置しているという場合はどうでしょう。
10代の「Facebook」利用率は23.0%、「Twitter」の利用率は63.3%です。
このケースの場合は、「Facebook」と同様もしくはそれ以上に「Twitter」を活用した方がいいかもしれません。

ここで押さえておきたいことは以下の1点。
『ユーザー層が顧客層と合致していたら最適なSNSというわけではないものの、検討材料の1つとして各SNSのユーザー層は考慮すべきだ』ということです。

繰り返しになりますが、「使い勝手がいいから」「知人で使っている人が多いから」「フォロワー数が一番多いから」という理由で、自然とSNSの運用に偏りが出てしまっていませんか?
戦略のないSNS運用(とりあえず始めたSNS)で、十分な集客効果を得ることは難しいです。

今一度、『店舗や企業の主要顧客層や今後狙いたい顧客層』を考えた上で、どのSNSに注力していくのかを考えてみましょう。

SNSを戦力的に使い分けるヒント② 各SNSの集客ツールとしての特徴を知る

SNSを上手に使い分け集客手段として活用する上で押さえておきたい2点目は、各SNSの『集客ツールとしての特徴』についてです。
下記の図は、先述の総務省の行った調査で、SNSを利用していると答えた人のうち『「書き込む・投稿する」と回答した者の割合』を示したものです。

グラフ2

 

利用全体のうち「書き込む・投稿する」と回答した者の割合が高いのは、LINE、Facebook、Twitter の順であり、平成26年調査から順位に変動はなかった。また、今回から調査対象に加えた画像共有サービス Instagramがそれに続いている。

参照・参考:平成 27年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査(総務省)

こうしてみると、ユーザーが各SNSをどのように使っているかという点について、以下のような仮説が立てられます。

  • 「書き込む・投稿する」割合が高いもの … メールなどコミュニケーションツールの代用手段
  • 「書き込む・投稿する」割合が低いもの … 情報を集める・拡散する手段

このデータをどう解釈するかは人によって異なるかもしれませんが、私は率直に「やっぱりみんなSNSを使い分けているんだな~」と思いました。
実際、友達(20代女子)の多くは、「LINEは連絡手段」、「Facebookは知人の近況を読む&たまに近況報告をする場」、「Twitterは情報検索&拡散&実況の場」、「Instagramはおしゃれな写真を見つけ拡散する&うまく(おもしろく)撮れた写真を披露する場」などと使い分けているからです。

ユーザーが各SNSを使い分けている』以上、配信する側として各SNSの使われ方を考慮した上での情報配信を行うことが重要になってきます。

考慮と言ってもなかなか難しいので、一旦、各SNSを以下のようなツールと例えて解釈してみてはどうでしょうか。

  • LINE = メールorチラシ
  • Facebook = 学級通信
  • Twitter = 回覧板
  • Instagram = 雑誌

LINEは「メール」or「チラシ」

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LINEは今、「メール代わり」として友達同士や職場の連絡手段として使われていることが多いです。
集客ツールとしての場合は、美容院やネイルサロンなどで1対1のトーク機能を使い、予約のやり取りをLINEで行っているという所もあります。
顧客との密なやり取りをSNS上で完了させたい場合は、LINEを使うのがいいのかもしれません。

※ただし、顧客数の増加に伴い1対1のやり取りが大変になり、運用に困っているという話も聞くので、あらかじめ運用ルールは考えておきましょう。

また、大手企業においてはLINEアカウントをセールや新商品の告知手段として使用しています。
最近は企業アカウント数が増え、情報がLINE上で埋もれやすい傾向もありますが、チラシを配る感覚で情報を流すという意味では有効な販促手段の1つです。
企業アカウントを友だち追加してみて、どう使っているのか参考にしてみましょう。

Facebookは「学級通信」

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Facebookの特徴は、なんといっても『実名登録』が基本だという点です。
従って、Facebook上で友達になっている人に関しては、実世界でのつながりがある人が多く、投稿内容もそうした人々への近況報告として使われる傾向があります。

そんなFacebookを集客UP・販促ツールと見た時、気を付けなければならないのは、『実名登録』の原則が「いいね!」する場面にも影響するということです。

Facebookで「いいね!」する際は、ビジネスの一環としてであったり、友達登録されている人たちに有益な情報だと思った時であったり
言い換えれば、「自分はこんなネタを知っていますよ~」と堂々と言える場合に限られるケースが多いです。

その為、あまりにも砕けた内容やあからさまな宣伝ばかりの内容を投稿してしまうと、仮に『投稿を見てもらえたとしても、「いいね!」(拡散)してもらえないケース』が発生してしまいます。
これではSNSの最大の武器の1つである『拡散』機能を無駄にしてしまっていると言えるでしょう。

Facebookにおいては、『学級通信』のような真摯さ、有益性を意識しながらの投稿が有効なのです。

もしあなたの経営している或いは担当している店舗や企業が、真摯さと有益さを売りの1つにしているのだとすれば、Facebookはとても相性のいいSNSだと言えるでしょう。
逆に、フレンドリー感やポップ感、オモシロ感を演出したいのであれば、他のSNSを優先した方がいいかもしれません。

自身の店舗・企業のコンセプトや自身の投稿スタイルがFacebookとマッチしているか、もう1度見直してみましょう。

【関連記事】
まだまだ使えるFacebook!集客効果と運用方法

Twitterは「回覧板」

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Twitterは主要SNSの中でいちばん『拡散力』に優れたSNSです。

他のSNSは友だち登録(フォロー)してくれた人やその友達までしか情報を伝えることができませんが、Twitterの場合は「リツイート機能」によって、友達という枠を飛び越え、一切関わりがない人のところまで情報を拡散することができます。

それゆえ、炎上もしやすいという弱点もあり注意は必要ですが、うまく運用すれば、『自分の知らないところで誰かが勝手に宣伝してくれていた』ということも可能なのです。

いわば、終着点の決まっていない「回覧板」といったところでしょうか。
内容さえ面白ければ(旬を捉えられていれば)、あっという間に広まることも夢ではありません。

Facebookとは反対に、あなたの経営している或いは担当している店舗や企業が、フレンドリー感やポップ感、オモシロ感を演出できる状況にあるのだとすれば、Twitterは大きな武器になるSNSでしょう。
また、『1人でも多くの人に情報を流したい』という場合にも、最適なツールかと思います。

とはいえ、140文字という文字制限のある中で話題になるような投稿をすることは、そう簡単なことではないはずです。
うまくいっている店舗・企業アカウントをフォローしてみて、文章や#(ハッシュタグ)の使い方を学んでみましょう。

【関連記事】
Twitter集客方法・集客ツール・成功事例を徹底解説

Instagramは「雑誌」

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写真の投稿が主になるInstagramは、他のSNSとは一線を画す存在です。
それは、集客・販促ツールとして捉えた場合にも言えることです。

通常の集客・販促の場合、「いかにユーザーにメリットがあるか」「いかに端的に興味をもたせることができるか(キャッチコピー)」が重要になってきます。

一方、Instagramの場合は、メリット云々ではなく、そのアカウント内でいかに『店舗・企業・ブランドの世界観を打ち出せるか』が集客効果を発揮するか否かの決め手となる場合が多いのです。

飲食店のInstagramを運営すると仮定してちょっと解説したいと思います。

仮にその飲食店でお得なイベントがあるとしても、「20%OFFというポスターの写真」や「クーポン券の写真」を投稿するのではなく、お店の様子がわかる内装写真や料理写真、窓から見えた景色、こだわりの調理器具・食材などを投稿した方が、集客効果が高いケースがあるのです。

すなわち、チラシではなく『雑誌』である必要があるのです。

もし、自身の店舗・企業のコンセプトがおしゃれ感や特異性(独特な世界観)を打ち出すことができるものであるとすれば、InstagramはオススメのSNSだと思います。

若い女性向けのツール…というイメージ先行しているInstagramですが、最近はバイク・車好きな方のアカウントであったり、鉄道好きなファンの方のアカウントなども増えてきているので、もし特異な商材を持っていたら、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。

【関連記事】
【インスタグラム集客】インスタ活用のメリットや集客ツール

まとめ

『SNSを集客・販促に活用する』には?

  • SNSを集客・販促に活用することを達成する為には、『SNSをうまく使い分ける』ことが重要。
  • それを実現するには、『戦略的な観点でSNSに優先順位を付けて運用すること』が近道。
  • 自身の店舗・企業においてどのSNSの優先順位が高いのかを考える上でのSTEP。
    → ① 各SNSのユーザー層を知る。
    → ② 各SNSの特徴を知る。

この記事を読んだ人の中には、もう既に複数のSNSを上手く集客に活用している方もいるかもしれませんし、SNSをやるかどうか迷っているという方もいるかもしれません。

ただ、共通して言えることは、まだ誰もあなたの店舗や企業における最高のSNS活用法を知っている人はいないのです!!

日々変化を遂げているSNSとそれを取り巻く文化。

この機会に『SNSを何のために始めたのか』、『SNSに振り回されるのではなく、自分の店舗や企業に必要なことは何なのか』を改めて考えてみましょう。

 

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