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飲食業のサブスクリプション事例に関して紹介します。
近年、スマホを利用する人は9割に近づく勢いで、それに伴い様々なビジネスモデルが展開されてきました。
その中でもサブスクリプション(サブスク)は注目を集めており、映像サービスをはじめとする各媒体に波及しつつあります。
今回、そのなかでも飲食サブスクリプションにスポットを当てて事例サービスをまとめました。事例以外にもメリットや失敗例を紹介します。
サブスクリプションは毎月決まった金額を支払うことで継続的にサービスを受けられることを指します。
最近耳にする機会が多いサブスクという言葉はこのサブスクリプションを略したものです。
簡単に例をあげると
このようなサービスが挙げられます。
世の中でもこのような定額制で豊富なコンテンツを楽しむことができるコンテンツは人気を博しています。
また、基本的にパソコンやスマホから手軽に申し込め、規約に則っていれば簡単に解約することができるので、レンタルビデオやCDのように返し忘れて延滞料が取られるといった心配がないこともメリットです。
サブスクが開始された当初は、映像や音楽の配信サービスで採用されることが多くありました。
映画館離れやCD離れで打開策を模索していた業界と、場所を選ばずいつでも楽しめるコンテンツを探しているスマホ利用者のニーズが合致したことが要因です。
しかし今では、カフェや居酒屋などの飲食業界にも広がりを見せています。
利用者にとっては使えば使うほどお得に利用できるサービスですが、実際飲食店ではどのように展開されているのでしょうか。実際の事例をもとに見ていきましょう。
ここでは、飲食店で展開されているサブスクを5つのジャンルに分けて紹介します。
どの事例も工夫がされていて、顧客にとって魅力が大きいサービス内容です。
月額500円~600円のドリンク割引券という形でサブスクを展開している串カツ居酒屋のサブスクリプション事例を紹介します。
事例の内容は、400円以下のドリンクであれば割引券を提示すれば200円程度で利用できるというものです。
顧客は1杯あたり200円もお得に飲むことができ、3杯飲めばペイできる計算です。
申し込み方法は店頭で定期券を購入する方法と、パソコンやスマホから申し込む2パターンを準備していて、登録したその日から利用が可能になります。
このサブ巣スクリプションサービスを開始したことで、アルコール類以外のソフトドリンクの売り上げが伸びたとのことで、フードに比べて原価率が低いドリンクに焦点を当てることで利益をアップさせることができています。
また、団体客でその中の誰か一人でも割引券を利用していると話題になります。
話題になれば割引券の価格はそこまで高くない設定となっているので、その場にいるほぼ全員が登録してくれます。
このように自然と会員を増やせるので、効率よく新規顧客の獲得と既存顧客の再訪を期待することもできます。
カフェのサブスクリプションサービスの事例として、定額制カフェがあります。
月額料金を支払えば、その月のさまざまなサービスを受けられるものとなっています。あるカフェでは月額3,000円と6,000円の2種類の定額制プランを準備しています。
どちらのプランも1回の来店で1杯無料というもので3,000円のプランでは300円のコーヒーを、6,000円のプランではすべてのコーヒーメニューから選ぶことができます。
1日に何回来店してもその都度無料となり、系列店でも利用可能です。
利用者は通えば通うほどお得にコーヒーを飲むことができるので何度でも足を運びたくなりますし、お店側はサイドメニューの注文を期待することもできます。
また、月額6,000円程度で指定されたドリンクが飲み放題というプランを採用しているカフェもあります。
1杯300円~400円のドリンクなので、20日間でペイできますし、おかわりすることもできるので利用者には打ち合わせなどで長居しやすい環境となっています。
店内に長時間滞在させることで、こちらもフードメニューなどの追加注文をとることができます。どちらの店舗もホームページから会員登録することで利用が可能です。
月額9,000円程度で指定されたラーメンを1日1杯無料で食べることができるサブスクリプションサービスを展開しているラーメン店があります。
1杯の平均が800円なので、1か月間毎日食べ続けると25,000円弱かかるのでかなりお得感があります。
また、他のクーポンとも併用可能にしているので、大盛にすることやトッピングを追加することもでき、利用者にとってはうれしいサービスです。
ネットでも話題になったこのサブスクはホームページに申し込みが殺到しました。
別の事例で、月額3,000円で1日何度でもラーメンが1杯無料で食べられるサブスクリプションサービスを展開する店舗があります。
一緒に訪問した方も1杯無料で食べることができるので人気を博しました。
このサービスは新規顧客を獲得する戦略も含まれており、1度に既存顧客、新規顧客の双方へのアプローチが可能となります。
焼き肉店でのサブスクリプションサービスの事例として、月額10,000円程度で1日1回食べ放題を利用することができるサービスがありました。
1回4,000円弱のコースなので月に3回通えばペイできる計算です。
肉類のメニューはもちろん、つまみやご飯も注文することができる非常にお得なサブスクだったのでサービス開始直後にはSNSなどで話題になりました。
あまりにも人気が出て、ホームページの会員登録ページは一時アクセスできない状態が続くなど、世間への影響が大きいサービスとなりました。
このように、サブスクを展開することで宣伝効果につながることも期待できます。
月額3,000円程度で月に1回こだわりのクラフトアイスクリームを自宅に届けるプランを展開しているアイスクリーム店があります。
自宅で手軽にご当地アイスクリームを食べることができること、送料は店側の負担であることなどが話題となり、SNSやネットニュースで取り上げられました。
また、季節に合わせたアイスクリームが届くので、その都度利用者のSNSへの投稿が目立ち、新規顧客獲得のための宣伝効果を得ることができます。
5つのジャンルのサブスクを紹介しましたが、飲食業界がサブスクを展開することでどのようなメリットを得ることができるのでしょうか。
通えば通うほどお得になるサブスクなので、自身の店に集中して訪問させる効果が期待できます。
それまではその日の気分によって店舗を変えていた顧客も、定額制で申し込んだとなれば、そこの店を中心に通おうという意識になります。
リピーターが増えることで、メインのメニュー以外にも注文してもらう可能性も今までよりも広がり、売り上げアップを図ることができます。
サブスクを利用する際に会員登録をすることで顧客のデータを集めることができます。
性別や年代を分析し、その顧客に合った商品を告知できるなど、ターゲットを絞った戦略を立てることも可能になり、運営の幅を広げることが可能です。
会員情報を登録する際、SNSのアカウントと紐づけさせることでさらに効果は高まります。
定額制なので、登録者数分の月額利用料金がまとまってお店に入ります。
どの業界にも言えることですが、その月の売り上げの見通しを立てられるのは大きな魅力です。
売り上げが少なくなるとされる2月と8月でも、安定した収益を得ることができます。
また、会員向けにキャンペーンなどをお知らせでき、効率よく宣伝が可能になるので、無駄な営業活動をしなくて済みます。
メリットがたくさんあるサブスクリプションですが、失敗してしまうケースもあります。
先ほど説明した焼き肉店では、あまりにも話題になりすぎて、当初の予想よりもはるかに多い人数が会員登録をしました。その結果、連日お店にはサブスクを利用する為の客が殺到し、予約が取れなくなってしまったのです。
登録した利用者の中には予約がとれずに一度も来店することができないという事態に陥ってしまい、このサブスクは販売終了となりました。
また、サブスクだけの顧客しか店内に入れない状況が続くと既存の顧客はサービスの悪化と感じてしまい、店から離れてしまう危険性もあります。
このように、お得なサブスクは爆発的な宣伝効果を得られる半面、店側にはそれを捌くためのキャパシティやノウハウ、既存顧客へのフォロー体制が必要になることを理解しましょう。
以上のように、サブスクは多くのメリットがあり、時代のニーズに合った戦略といえますが、店側の管理体制の強化は必須になります。
話題になりそうな魅力的なサービスの開発や、店舗の現状を見極めることがサブスクを成功させるポイントです。
SNSやホームページの有無も重要な要素となるので、しっかり準備をしたうえで上手な付き合い方を目指しましょう。
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