飲食店オーナー様に検討して欲しいスマホ決済の魅力

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日本では現金決済が主流なのに対し、中国などではスマホ決済が普及しています。国ではキャッシュレス決済の普及による決済の利便性と効率性の向上を推進していくことを決めているのです。

観光立国を目指す日本において、飲食店でもスマホ決済導入は中国人など外国人の顧客を呼び込む一つの武器になります。ここでは、スマホ決済の概要の説明と従来のクレジットカード決済との比較したメリットデメリットなどをまとめました。

※2018年2月19日に公開された記事です。市場背景は現在と異なりますが、アフターコロナにおいてはより一層キャッシュレスの重要性が増しています。

目次

スマホ決済とは?


日本銀行が2016年11〜12月に行った調査によると、日本では店頭で携帯電話やスマートフォンを読み取り機にかざした決済を利用している人は6%にとどまりました。一方で、中国の都市部で行われた調査では、過去3カ月に利用した消費者は98.3%に上ります。

参考・参照:【日本銀行】モバイル決済の現状と課題

中国では偽札が出まわっているなどの理由から現金NGのお店もあるのですが、今後グローバル化が加速していく中で、外国人旅行者にも利用しやすいスマホ決済は日本でも普及していくでしょう。

スマホ決済とは文字通りスマートフォンを使って決済を行うことです。スマートフォンに専用アプリをダウンロードして決済を行います。

スマホ決済にはいくつかの種類があります。

  • 専用の端末を使ってクレジットカードを読み取り決済するタイプ
  • 電子マネーなどで支払うNFC(近距離無線通信)を使うタイプ
  • 顧客側のスマートフォンに決済専門のアプリを入れてQRコードを表示しそれを読み取るタイプ

などです。

日本で普及しているのは、公共交通の運賃やコンビニの支払いなどで使うNFCのタイプです。顧客にとってスマホ決済は、現金を持ち歩く必要がなくなることや、支払いの際に現金の出し入れがいらないなど、安全面や利便性が向上するといったメリットがあります。

店側にとっても顧客がスムーズに支払いできる環境をスマホ決済で実現できれば、顧客満足度を高められ、売上増につながる可能性があります。

クレジットカード決済と比較!スマホ決済のメリットデメリット


店頭におけるキャッシュレス決済の一つに、据え置き型端末を使った従来のクレジットカード決済があります。

スマホ決済と従来のクレジットカード決済との違いに触れながら、店側から見たスマホ決済のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

スマホ決済のメリット①

スマホ決済のメリットの1つは、従来のクレジットカード決済と比べて決済手数料が安く、導入費用も抑えられるという点です。

会社によって手数料に違いがあるものの、おおよそ決済額の3.24%から高くても3.75%となっています。

従来のクレジットカード決済では、決済手数料は3%後半から約6%ですから、手数料についてはスマホ決済に分があります。

さらに、据え置き型のクレジットカード決済端末を店頭のレジに取り付ける場合、10万円前後の費用がかかっていました。

しかし、スマホ決済の場合、スマートフォンを決済端末の一つとして使用し、さらにその他必要な端末もほとんどの会社で無料提供しているため、導入費用を低く抑えることができます。

スマホ決済のメリット②

2つ目のメリットは、申し込みから利用開始までの期間が短いということです。

審査も含めて1週間程度で利用することができます。キャッシュレス決済をすぐにでも導入したいと考えている人にとっては大きなメリットです。

スマホ決済のメリット③

3つ目のメリットは、売上が最短で翌日入金されることです。

従来のクレジットカード決済では入金が月2回のケースなどが多く、資金繰りが不安でキャッシュレス決済に二の足を踏んでいた人も多いでしょう。そういう人にとってこの点は資金繰りの不安を払拭してくれます。

スマホ決済のデメリット

しかし、スマホ決済にもデメリットがあります。

それは、顧客側がセキュリティ面に不安をまだ持っているという点です。

クレジットカード決済は店頭に導入されてから年月が経ち認知度も高いですが、スマホ決済はクレジットカード決済に比べてまだそれほど浸透していません。

ただし、スマホ決済においてはアプリ内にクレジットカード情報を残さないなどのセキュリティ対策強化が進められていますし、普及していくにしたがって顧客の不安も取り払われていくでしょう。

【関連リンク】

決済機能以外にも店の経営に役立つスマホ決済

スマホ決済の導入は、決済が便利になるだけにとどまりません。

決済の利便性が向上するだけでも顧客満足につながり、集客効果も高まるのは確かです。

また、手元に現金がない場合でもスマホ決済ができれば単価が高い商品も売れる可能性が高まります。加えて、スマホ決済の中には、売上データなどを分析して店舗の経営に役立てることができるサービスもあります。

例えば、来客数が多い時間帯の把握や各商品の売上状況、時間帯によってよく売れる商品の発見などが可能です。来客数が夕方から増える場合には閉店時間を伸ばすことで売上アップにつながります。

また、商品のラインナップについて検討する際には、売れている商品と売れていない商品の売上高がデータとして見える化できるため、新メニュー開発や価格付けなどの参考になり、顧客に魅力的な商品ラインナップを提案することができるでしょう。

クラウド会計ソフトを導入している場合には、スマホ決済と連携させることで、会計処理の省力化を図ることが可能です。

スマホ決済導入の際の注意点

スマホ決済はアカウント停止リスクが高いと言われています。

クレジットカード決済では導入前に店の信用情報が入念に審査されますが、スマホ決済ではスムーズな導入を重視し簡便な審査となっています。

導入後も審査が続いていると考え、自前のクレジットカードでの決済などは行わないなど、利用上のルールを厳密に守る必要があります。

また、スマホ決済を導入するに当たり、店の従業員はスマートフォン操作など最低限のIT知識を習得させる必要があります。スマホ決済の不調が合った際に、復旧できるだけの知識を身につけさせたり、マニュアル化が必要です。

スマホ決済で利便性UPと売上UP

スマホ決済は従来のクレジットカード決済と比較して、手軽に導入できる点や導入コスト・手数料が低く抑えられる点、翌日入金で資金繰りの心配がないといったメリットがあります。

外国人のインバウンド消費を取り込むためにも、スマホ決済の導入を進めるのは有効です。

スマホ決済の導入によって決算の利便性が向上することはもちろん、店舗向けアプリなどの店の経営に有用となるアプリとスマホ決済を組み合わせることで、集客や売上増にも貢献します。

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